チョコレートと言えばただ甘いお菓子と言うことだけでなくバレンタインデーなどで欠かすことが出来ないアイテムです。
もう日本においてもバレンタインデーはなくてはならないイベントとなりました。

バレンタインデーにおいて、縁起もののチョコレートなどをさりげなく大好きな人、お世話になった人へ贈ってあげてみてはいかがでしょうか。
ただチョコレートと言うことではなくチョコレートには様々な彩り、形があります。
バレンタインデーのチョコレートにおいていろいろと企業は工夫をしています。

縁起物のチョコレート

鯛、扇子、桜と言ったものがモチーフになっているチョコレートはいかがでしょうか。
更にチョコレートはちょっと苦手、お酒が大好きと言う彼氏にも絶対に喜んでもらうことが出来るお酒入りの様々なチョコレートが販売されています。

なぜバレンタインデーにチョコレートなのか

みなさんは当たり前のようにバレンタインデーにメインとしてチョコレートを贈る習慣が身に付いてしまっているようですが、そもそもなぜチョコレートかと言うことが理解出来ているでしょうか。
バレンタインデーはSaint Valentine’s Dayのことです。

正確に言えば聖バレンタインの日と言うことになります。
バレンタインが何かと言えばバレンタインは人の名前です。

皇帝クラウディウス二世は若い人たちを戦争に行かせたいと思うものの、なかなか戦争に出たがらないと言うことに対してほとほと手を焼いていたのです。
若い人たちが戦争へ行きたくないという理由は、愛する人たちを手放すことをしたくはないためです。

怒った皇帝クラウディウス二世は、結婚を若い人たちに禁止してしまったとのことです。
しかしそのような状態をキリスト教司祭のバレンタインは見過ごすことが出来ませんでした。

彼は内緒で結婚を許すことになりますが、皇帝に知れれば大変なことになります。
結果バレンタインは投獄されることになります。

バレンタインは獄中においても愛を語り続けて行きます。
看守の一人に目の不自由な女性がおり、バレンタインと親しくなり、彼が彼女のために祈るとなんと見えなかったはずの目が見えるようになっていました。

このやりとりが再びばれてしまい、バレンタインは西暦269年の2月14日に処刑されてしまったのです。
死ぬ前にバレンタインは「あなたのバレンティヌスより」とサインをした手紙を女性に残しました。

この愛を綴った手紙が次第に世間に広まったと言われています。
ただし、なぜチョコレートなのかと言えば、ここには切り離された日本独自の文化が存在してしまっているようです。

欧米ではバレンタインデーの日にはバレンタインのようにカード・手紙、更に花束、お菓子と言ったものを贈ることが一般的とされています。
キリスト教と本来無縁の日本文化ゆえ独自の道を歩き出してしまったのです。