神秘を感じる国「タイ」のパワースポット

タイというと非常に神秘的な国と感じます。
そこかしこに寺院など歴史的建造物があり、どこに行ってもパワーがあるのでは?と思ってしまうくらいです。

ごく一般的な町の中でも、山の中でも、至るところに仏像がありますし、いろいろなところでお坊様に会います。
美しい建造物、寺院にはパワースポットと呼ばれる名所がたくさんあります。
その一部をご紹介します。

多くの仏教徒が訪れるチャオプラヤー・タイ寺院

チャオプラヤー・タイ寺院は、多くの仏教徒が訪れる場所でもあり、その建造物を見学に観光客も多く訪れています。
お堂が破壊されてしまったため、涅槃像がそのまま野ざらしになっているのですが、漆喰の真っ白な涅槃像は黄色い衣をまとっており、とても印象的で、大きなパワーを感じます。

境内中央にはスリランカ特有の建物として有名なチュディと呼ばれる仏塔があります。
あちこち浸食が進んでいるところが多いのですが、そこかしこにある仏像がパワースポットというイメージの強いスポットです。

サンカチャーイという仏像

ここにはサンカチャーイと呼ばれる実在したお坊様がモデルとなった仏像が鎮座しています。
タイのお坊様に女性は触れることができないという戒律があります。
しかしこの実在したお坊様はとても美しい男性で、タイの女性たちから大人気でした。
戒律を守るため、女性が触れないようわざと醜く太って戒律を守ったというお話があり、この仏像もお坊様らしくなく、ふくよかな姿をしておられます。

とてもにこやかな美男子の仏像を見ていると、幸せな気持ちになれます。
ここも、笑顔になれるパワースポットといえるでしょう。

美しい神の像 ガネーシャ

ヒンドゥー教の神様のガネーシャは像の頭を持った人身の神です。
4本の腕を持ちヒンドゥー教でシヴァ神と呼ばれる破壊の神様の息子といわれます。
美しい金色の像に多くの学生が受験合格の祈願に訪れるといいます。

像の頭を持っている神様というのも、日本ではなじみがありませんが、金色に輝くこの神様の像を見ると、破壊の神様の息子というだけあって力強さを感じます。

タイの恋愛の神様「トリムルティ」

タイにも恋愛の神様がいらっしゃいます。
トリムルティと呼ばれる3人の神様が一体となった神様です。
タイの若い方に絶大な人気があり、この神様の像の前には若い女性やお子さんの結婚を願うご両親がご祈願に来ている姿を見かけます。

なんでもここでは、木曜日の夜9時30分に赤いバラとお線香を9本お供えすることで、さらに効力が強くなるということです。
巡り合いに運がない方は、この神様の近くでパワーをいただいてみてはいかがでしょう。

このほか、最もご利益があるパワースポットとして、ブラフマー神を呼ばれる神様の像がエラワンバンコクという場所にあります。
4つの顔を持つヒンドゥー教の3大神の一人「創造の神」であり、その4つのお顔は東西南北すべてを見渡しています。

そのすべての方向でお祈りをするのが、タイの習わしです。
タイ・バンコクでは特に人気の高いパワースポットです。